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技術士受験願書

  • 執筆者の写真: 赤石 維衆
    赤石 維衆
  • 2020年4月10日
  • 読了時間: 1分

技術士受験願書の提出時期になりました。

事実の羅列で終わっていませんか?

技術士とは、問題を発掘して、創意工夫をもってそれを解決できる人に与えられます。ルーチンプロトコールとおりにやっている人は、どんなにすごい業務でも該当しません。

自分で平常、平凡と思っている業務に案外隠されています。それを探すことができる人もまた相応しい人と言えます。

例えば、河川の汽水域の水質を採取できないけど予測したい場合、本流の上流域の負荷量を算定し、それにその河川の浄化残率をかけ、汽水域に入る河川の負荷量とします。

海の水質は分析します。水量は干満差より、汽水域に入る海水量を予測し、本川の負荷量と合算して、水質を算定予測します。

単純にこれだけでも、対策や魚類生態云々までいれなくても、十分願書には耐えうると思います。

締め切りまであと少し。頑張ってください。

 
 
 

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